アトリエ・ルナール:パリの中心部にあるあなたのための革工房

アトリエ・ルナール:パリの中心部にあるあなたのための革工房

Paris, 木曜日 14日 12月 2023

パリの中心部にあるパレ・ブルボン広場に、仕事を愛してやまない革職人たちが集まる工房があ
ります。セリエ・マロキニエ(馬具・革製品)分野におけるTour de France(フランス伝統職人
同業者組合)の最初のコンパニョン(組合員)となったジョゼフ・ルナールが1940年代に設立し
たこの工房では、伝統の技法、つまり代々受け継がれてきたノウハウに従ってラグジャリーな革
製品が生み出されています。この歳月を超越した場所では、長きにわたって大切に受け継がれて
きた伝統に従って手作業で革が扱われ、控えめな贅のエレガンスを湛えたハンドバッグ、財布、
ベルト、サコッシュ、リュックサック、ラッゲージなどが製作されています。パーソナライズさ
れた自分だけのプロダクトを求めてパリにある革工房をお探しの方はぜひ、アトリエ・ルナール
にご相談ください!

ノウハウを重視する革工房

アトリエ・ルナールが手掛ける革のバッグがすぐにそれとわかるのは、唯一無二のノウハウにも
とづいて製作されているからです。

革の選定

アトリエ・ルナールでは革のクオリティーが職人の仕事を左右します。カーフや牛革はもちろん
、パイソン、ポロサス・クロコダイル、オーストリッチ、ガルーシャといった優雅を極めるエキ
ゾチックレザーまで、シボの有無を問わず多種多彩な革を取り扱っています。トープ、イエロ
ー、ロイヤルブルー、アーモンドグリーンなどカラーも充実。ナチュラル、あるいはトラディシ
ョナルなカラーから意表を衝く微妙な色合いのカラーまで、自由にお選びいただけます。

パーソナライゼーションをご希望される場合には、外側も内側も自分好みでオーダー可能。フク
シア色のラムスキンの裏地が夢? フクシア色のラムスキンですね、お任せください!しかもア
トリエ・ルナールで製作されるバッグは、マチ、裏地、内ポケット、イニシャルなど、すぐには
目につかないパーツも含めすべてがオールレザー。ディテールにまでこだわり抜いているのです

パリにあるあなたのための革工房で、パーソナライズされたバッグをオーダーメイドしませんか
。メンズ用、レディース用、どちらも承っています。

サドルステッチ

アトリエ・ルナールでは「サドルステッチ」と呼ばれる卓越した縫製技術が用いられてます。こ
れは歴史あるノウハウから生まれた、極めて堅牢な手縫いの技です。この耐久性に優れた縫い方
はもともと、特に馬を繋ぐ部品を作る馬具職人によって編み出されました。つまり、伝統の職人
技をまっすぐに受け継いだこのサドルステッチこそが、プロダクトの堅牢な作りを保証している
のです。

サドルステッチはすべて手作業で行われるため、高度で精確な職人技が求められます。目に見え
るきりりと締まったステッチが、バッグに革製品ならでは独特の美を与えます。一つひとつのス
テッチが交差しているため、万が一、隣の編み目の糸が切れてしまっても緩みにくくなっており
、高い耐久性を誇ります。

この革の縫製術をものにし、完璧な縫い目を持つプロダクトを作り上げるには長年の経験が必要
です。製作にあたり職人たちは、レーシングポニー、菱錐、トリミングナイフ、コーンスリッカ
ー、ヘラなど特別な道具を使います。アトリエ・ルナールの職人たちはこのようにして、美しく
エイジングする丈夫でレアなプロダクトを生み出しています。プロダクトはそれぞれ、準備段階
から完成まで同じひとりの職人の手で作り上げられます。

職人はプロダクトに応じて太さが異なる糸を使用し、事前に縫い目の穴を空けた革に規則正しく
糸を通していきます。この目に見える均一で端整なステッチのラインが、外縫いのバッグのエレ
ガンスを演出します。

アトリエ・ルナールではこのように革職人のノウハウを活かして、唯一無二の革製品をハンドメ
イドで製作しています。

仕上げ

何世紀も前に生まれたサドルステッチは現在、革のバッグにラグジャリーなタッチを施していま
す。それはサドルステッチこそが、クオリティーと耐久性を約束するものだからです。アトリエ
・ルナールは、丁寧な仕事とディテールへのこだわりを重視しています。

従って、アトリエ・ルナールが手掛ける革のバッグは優れた仕上がりを誇ります。また、この仕
上がりにこそ、名匠たちのもとで修業を積んだ腕利きの職人の真価が発揮されています。外縫い
のバッグの場合、ゆえに縫製は「ローエッジ、トリミング仕上げ」の手縫いであり、機械化され
た作業とは程遠いものです。私たちはこれを、「手仕事のインテリジェンス」と呼んでいます。

秘訣は、個々の革のパーツを目立たない形でしっかり堅牢に組み立てること。これには高度な専
門技術が必要です。なぜなら糸のタイプ、革の種類、縫い目、バッグのフォルムなどさまざまな
要素を考慮に入れなければならないのですから。ラグジャリーなハンドバッグの美を際立たせる
のは仕上げのクオリティーであり、アトリエ・ルナールはこの点においてつねに完璧を追い求め
ています。

シンプルでエレガントなアトリエ・ルナールのバッグは、ディテールの一つひとつに至るまでア
トリエのポリシーが反映された唯一無二のプロダクトです。

革職人のノウハウ、そしてお客さまとの特別な関係

国民議会議事堂の裏、パリらしさが際立つ花咲く石畳の中庭の奥で、熟練の革職人たちの手によ
って魔法が引き起こされています。

時間をかけるという贅沢

アトリエ・ルナール。パリにある居心地のよいこの革工房の中で「リュクス(贅)」という言葉
がその真価を発揮しています。誇張や歪曲されることがままある贅が、その美とともにみずから
を露わにしているのです。それが想起させるのは、極上の素材からプロダクトを作り上げていく
時間、ノウハウと創造性へのこだわり、そしてお客さまとの親密な関係です。アトリエ・ルナー
ルでは連綿と受け継がれてきたノウハウに、斬新で現代的なクリエイティビティを加味していま
す。

時間、まさにそれが鍵です。アトリエ・ルナールは、時間を贅に変える道を選びました。ここで
は会話を交わすことに時間をかけています。お客さまのニーズやパーソナライゼーションのリク
エストを把握するために対話を重ねているのです。ごく小さなディテールの一つひとつに至るま
でお客さまの意向を踏まえて精巧に作られたプロダクトは、まさに“革のパートナー”と呼べる存
在で、アトリエの美しくて頼もしいアンバサダーとなります。卓越性とは、時間を要するものな
のです。

また、バッグをすべて手縫いで作るには忍耐が求められます。革製品をオーダーメイドすること
は緻密なプロセスであり、革のバッグをひとつ作り上げるのに、アトリエ・ルナールの職人たち
は同じ動作を際限なく繰り返しています。

オーダーメイドという贅沢

あなたが革のバッグに抱くどんな夢でも、アトリエ・ルナールがそれを叶えて差し上げます。実
際、アトリエの職人たちは、あなたのアイディアとパーソナライゼーションのリクエストにもと
づいて、革のバッグや革の小物をオーダーメイドしています。

以下に、私たちが手掛けたユニーク極まりないアイテムをいくつかご紹介しましょう。
王女さまの誕生を祝うために作られた、スワロフスキーのクリスタルがちりばめられたラムスキ
ンのトレイ
シャトーのキッチンに吊るす和包丁用ホルダー
豪華なヨットの船室を飾る革製のゴミ箱とデスクまわりのアクセサリーのセット
ブルゴーニュワイン3本が収納できるオーストリッチの旅行カバン風ケース
貴重な香水の小瓶を収めるケース
エリゼ宮の執務室を飾る小物
クラシックカーの革にマッチするトラベルアイテム

革職人はそのノウハウをどこまでも追求します!そしてご存じのとおり、イマジネーションに限
界はありません。それこそが、私たちの考える「贅」の定義です。

お客さまとの関係

ブリジットはチームのメンバーに囲まれながら、お客さまとの親密な関係を培っています。2000
年にアトリエ・ルナールの冒険に身を投じて以来、彼女はアトリエのお客さまのそれぞれと特別
な関係を築き上げることに努めてきました。それはエレガンスと控えめな美のあいだで生まれる
、稀有な友情です。この特別な出会いがもたらす贅は、共通の情熱、つまり伝統のノウハウとフ
ランス特有の卓越性を極めるという情熱を軸に育まれています。

友愛と敬意に満ちた有意義な関係を長きにわたって築くこと。それこそが親愛なるお客さま、あ
なたにぴったりの革のバッグを作る最良の方法です。長く使えるバッグをハンドメイドで製作し
、それが美しくエイジングしていく様を楽しむ……。そのためにバッグのモデル、素材、ディテ
ールを入念にお選びください。革職人のチームが一丸となってサポートします。

他方、アトリエ・ルナールとお客さまとの関係は遺産、つまり革職人の伝統の技という遺産を分
かち合うというコンセプトにももとづいています。アトリエ・ルナールのバッグは世代から世代
へと受け継がれており、アトリエとお客さまとのあいだには揺るぎない心の絆が生まれています
。そこにあるのはサステナビリティのビジョンです。ハンドメイドの製品の、そして人と人との
豊かな関係のサステナビリティ。この親密な絆を私たちは日々、アトリエのインスタグラムに寄
せられるお客さまからの貴重な体験談やコメントを通じて確認しています。

アトリエ・ルナールはパリの中心部にありながら、その窓をしっかり世界に向けて開いています
。その証拠に、フランスが誇る卓越した職人技に触れようと、世界中からお客さまがいらっしゃ
います。なかでも日本との関係は、特筆に値します!なにしろZoomのオンラインミーティングを
通じて、まるで日本にいるかのように現地のお客さまとの関係を深めているのですから。

ブルボン宮殿の裏にあるアトリエ・ルナールでは毎日、革職人の伝統のノウハウにもとづいて唯
一無二の革製品が手作業で作り上げられています。ここは、パリで革のバッグや小物をオーダー
メイドしたいと考える革愛好家が訪れる秘密の場所なのです。アトリエ・ルナールではバッグは
もちろん(ソフトな風合いのものでも、かっちりとした印象の外縫いのものでも)、名刺入れ、
化粧ポーチ、ラッゲージ、デスクまわりのアクセサリー、iPadケースなど多彩なアイテムを製作
。ここでは作り手とお客さまとの親密な関係、シンプルな美、そして贅が一体となってあなたに
ぴったりのプロダクトが生み出されています。それはあなたのパーソナライズのリクエストに応
えるチームワークの結晶であり、と同時に、あなたの毎日に末永く寄り添う、唯一無二のパート
ナーです。

注文方法について詳しくお知りになりたい方は、「FAQ」または「連絡先」のリンクからお問い
合わせください。